春のマイル王決定戦安田記念が明日東京競馬場で行われます。
昨年中距離王の名を独り占めにしたダイワメジャーか。
成長著しい高松宮覇者スズカフェニックスか。
昨年3着と日本での実績も光るジョイフルウィナー率いる外国馬勢か。
はたまた・・・。
まず最初に今年の東京コースの傾向を私になりに分析してみたいと思います。
春のG1戦線芝の中で東京コースで行われるのは5レース。
NHKマイル、ヴィクトリアマイル、オークス、ダービー、そして明日の安田記念の5レース。
ここで各レースの結果から一つの傾向を掴みたい。
まずはNHKマイルから見てみよう。
☆NHKマイル 3歳
1着 ピンクカメオ 牝 2着 ローレルゲレイロ 牡
☆ヴィクトリアマイル 牝馬限定
1着 コイウタ 牝 2着 アサヒライジング 牝
☆オークス 3歳牝
1着 ローブデコルテ 2着 ベッラレイア
☆ダービー 3歳
1着 ウォッカ 2着 アサクサキングス
これらの結果から一つの傾向を見出したい。
NHKマイルでは人気薄の牝馬が牡馬を相手に快勝し、ヴィクトリアマイルでは力のあるカワカミ、スイープを抑えて人気薄のコイウタが勝ち、オークスではローブデコルテが断然人気のベッラレイアをハナ差に封じ、圧巻はダービー。
世代トップクラスの牡馬達を相手に末脚炸裂ウォッカが歴史に名を刻んだ。
何が言いたいか。
本来、東京コースは力を要すコースゆえに実力通りにおさまる事が多かった。
しかし、今回の東京コースはまるで違う傾向に。
馬場が軽く、力のない馬でも優勝の可能性を秘めているし、牡馬と牝馬がやりあってもパワー差が出ずに遜色なく戦えるコースになっている。
要は『馬場が軽い』。
この要素が今回再び波乱を呼ぶ可能性を秘めているというのが私の見解。
これをふまえて予想を出してみたい。
☆展開
5コンゴウが持ち味を活かしてハナへ。 マイペースに持ち込む展開に。
それに続いて11マイネルらが追走して平均よりやや速い流れに。
直線で押し切りを狙う2ダイワが前を捕らえて差馬優勢の流れになりそう。
☆推奨馬
◎ 8 スズカフェニックス
多少距離不安があった高松宮を圧勝。 距離適性はマイル。
今回が適距離だと言えるし、東京コースで勝っているのも心強い。
今年やや不振の感もある武豊だが明日で復活の兆しを見せそうだ。
追い切りでは落馬した乗り役を交わすというアクシデントもあったが影響はなさそうだし、あとは間が空いているので馬体さえ仕上がっていれば。
○ 12 キストゥへヴン
上記した見解から牡馬と牝馬の差は出ないと仮定。
となるとヴィクトリアマイルでも厚い印を打ったこの馬にもチャンスは十分ありそう。
鞍上は初騎乗になるが大波乱を演出した内田博。
再現とまでは言わないまでも好勝負は期待できそうだ。
▲ 15 スーパーホーネット
ムラ駆け気質の馬。さらに明日は久々の輸送から当日の馬体減りにも注意したい一頭。
いろいろ条件のつく馬だが展開も向きそうだし、これらの条件をクリアすると素質・決め手から見てもやれていいはず。
マイル適性も高い馬なので要警戒の一頭だ。
第 57 回 安田記念 G1 芝 1600 m 東京
◎ 8 スズカフェニックス
○ 12 キストゥへヴン
▲ 15 スーパーホーネット
△ 16 シンボリエスケープ
△ 3 アドマイヤキッス
△ 10 エイシンドーバー
注 18 ジョリーダンス
外国馬は全て馬券対象外にしました。
上記の見解から重い馬場を好む外国馬には不利であるという事と展開の面から見て外国勢は全て馬券対象外にしました。
明日はスズカフェニックスに期待です。
グッドラック☆☆☆
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