東京芝のマイル戦。
私のように、展開よりも馬の能力に重きを置いて馬券を買う人間にとって、
この条件は非常に買いやすい舞台であるはずです。
土曜は仕事も休みだし、本腰入れて予想するかと思っていたところで、
会社の同僚に声をかけられました。
「関谷さん、土曜麻雀やらん?」
私は会社の同僚と麻雀を打って、負けた事がありません。
鴨がネギ背負って、土鍋ぶらさげて、
鉄砲をはいどうぞ、さぁ撃って下さいと言っている様なものです。
ん〜こうなってしまうと、どうせ真面目に予想出来ないので、
今週は素直にケンかと思っています。
ま、麻雀云々はともかくとしても、
外国勢、とりわけ今年も出走するあの馬の事を思うと、
真面目な予想なんて出来ようもないとは思っていました。
あの馬とは、ザデュークの事です。
ザデューク。
馬主、エディ・Jr・ヤウ(Eddie Junior Yau)。
調教師、キャスパー・ファウンズ(Caspar Fownes)。
昨年の安田記念を思い出すと、今でも腹が立ちます。
この馬の走りによって、一体何頭の馬が不利を被ったか。
国際レースをどう思っているのか全く分からない彼らの馬が、
恥を知らずに再度出走するようです。
私が読んでいる某スポーツ紙には、こんな見出しがありました。
「昨年のリベンジへ ザデューク」
冗談ではありません。
昨年、まるで勝つ気が無い上で、
日本馬を邪魔する為だけに出走し、かつ大成功したザデューク陣営が、
間違っても「リベンジ」という意識を持っているはずがありません。
「昨年の再現へ ザデューク」
とでも書いた方が、まだ納得がいきます。
インスタントな愛国心を持つ事はむしろ恥だと考える私ですが、
このレースだけは、日本勢に頑張ってもらいたいです。
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