最近予想を書いていないじゃないか、
との声が思いのほか多方面から聞こえてきまして、
「なんだ、自分の予想を待っていてくれている人もいるのか」
などと調子に乗った気分でおりますと、
「お前の予想を外して買うと当たる」
なんて失敬な事を言う奴もいる事に、
今更ながら気づいてしまったりする今日この頃です。
周りの声はどうあれ、
そろそろ熱の入った予想をしないと競馬の神様に怒られそうなので、
今週は頑張ってみましょう。フェブラリーステークスの予想です。
単純に能力だけで考えるならば、私は以下5頭に絞ります。
アジュディミツオー
シーキングザダイヤ
メイショウトウコン
ブルーコンコルド
ビッググラス
上記の時点で既に異論反論はあろうかと思いますが、
そんな能力比べよりも大事な点が、このレースに限っては2つあります。
ひとつめは、言うまでも無く天候です。
東京地方は土曜夕方から雨が降り始め、日曜午前中まで続く見込みです。
田んぼの様な馬場で圧巻の逃切を決めたメイショウボーラーを
思い出したくもなりますが、
果たしてそこまでの馬場になるのか、ならないのか。
ふたつめは、船橋の雄、アジュディミツオーの状態面です。
半年もの休み明けからプラス18キロで出走し、
超ハイペースの上に内で窮屈な競馬を強いられた東京大賞典。
同じくハイペースの上、ヴァーミリアンにマークされっぱなしだった川崎記念。
この2走を見ただけでは、ピークを切ってしまったかどうかは判断出来かねます。
アジュディミツオーが、
かしわ記念や帝王賞の時の様な走りを取り戻していたとするならば、
このメンバーと条件では圧勝の可能性が高いと思います。
しかし、ピークをすぎてしまっていて、
4角でガス欠なんて事になってしまうと、
おそらくはアジュティミツオーを目標に先行策を図る馬にも
多大なる影響が及ぼされるはずです。
特にシーキングの両頭は、早め先頭に立ってしまうと危険です。
その場合はソラを使ってしまい、
追込馬にかわされる可能性が高いと私は踏んでいます。
以上の考え方により、現時点で印をつけるのは困難なのですが、
それでも敢えてつけるとなると、こんな感じでしょうか。
◎アジュディミツオー
○メイショウトウコン
▲ブルーコンコルド
△シーキングザダイヤ
×ビッググラス
パドックの状況次第では、今回は馬券を見送る可能性が高いです。
「展開予想とふんどしほど、外れやすいものは無い」
なんて言葉もありますしね。
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