今日は朝日杯の反省を。
まずスタートで出遅れたのはドリームジャーニーとアドマイヤヘッド。
この2頭のレース運びは非常に対照的でした。
馬とケンカしてしまい、向こう正面で上がっていく岩田騎手。
ひたすら折合う事を心がけ、最後の脚を信じた蛯名騎手。
脚質的に似ていた両者ですが、3角までの走りで勝負有りました。
前半800mを46秒8というタイムで逃げるオースミダイドウ。
この逃げを見て、レースを見ていた私の後方から、
「武の努力を無駄にしやがって!」という野次が聞こえました。
確かに前走で控える競馬を経験しましたが、当日のテンションの高さを考えると、
この戦法は仕方なかったかもしれません。
ペースは早くありませんし、現に先行勢はローレルゲレイロを含めて粘れています。
それ以上に、今回オースミが敗れてしまった理由は4角以後の走りだったと思います。
中山の坂を嫌ったか、それとも4角で外のマイネルフォーグに絡まれたのを嫌ったか、
本当の理由は分かりませんが、本来の走りは出来ていない様に見えました。
レース中のものかは分かりませんが、骨折というニュースも入っています。
今後が楽しみな1頭でしたが、非常に残念です。
伸びそうで伸びないフライングアップルは、やはりこの舞台には向かなかった様です。
マイルよりも中長距離、中山よりも府中が合うのは歴然としているので、
ダービーに向けて楽しみな1頭となりそうです。
総じて言える事は、中山マイルという舞台に適正を持った馬が
キチンと上位に食い込んだ、という事でしょうか。
特にドリームジャーニーの切れ味は、中山の急坂にピッタリとハマっていました。
ただ1頭の例外は、馬群を嫌って仕掛けが遅れたアロマンシェスです。
直線では間を割って伸びてはいますが、まだまだ脚を余していました。
乗り方次第でさらに上位へ来られただけに、次走に注目したいと思います。
レースとは直接関係有りませんが、当日の中山の雰囲気は素晴らしいものでした。
G1なので普段より来場者が多いのは当然なのですが、
返し馬やファンファーレで下品な奇声を上げたり、
ゴールの瞬間に紙吹雪をばら撒く輩はほとんどいませんでした。
この日の中山は、朝日杯までのレースにおいても、
レース終了後メディアホールで行われた香港国際競争の実況中継においても、
「本当に競馬が好きな人が集まってるんだな」と感じさせる様な空気に満ちていました。
私が次に競馬場へ足を運ぶのは有馬記念当日となりますが、
朝日杯とはまるで違った空気になる事は火を見るよりも明らかで、
それを思うと今から少しだけ憂鬱です。
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