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2021年03月28日15:16 競馬Masters RSS




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[ 関谷泰正 ] 競馬場へ行こう - 第58回朝日杯FS

 

中山のパドックで寒さに震えながらG1焼きを食べていると、
いよいよ年の瀬が迫ってきた感が深まりますね。
最近予想が冴えないのですが、気分を入れ替えて頑張ります。
今週は朝日杯フューチュリティS。

レースのレベルはともかく、今年は個性派揃いのメンバーだと思います。
スタート直後のスピード抜群なマイネルレーニアとローレルゲレイロ。
2歳とは思えないレースセンスを持つフライングアップル。
幅広い脚質への転換を図るオースミダイドウ。
気性が勝り能力を発揮できていないアドマイヤヘッドとドリームジャーニー。
落馬寸前の危機を乗り越えて華麗なる追込みを見せたマイネルシーガル。

2歳馬によって争われる、暮れの中山、朝日杯。
馬券としては苦手なのですが、競走として、このレースは好きです。
2歳馬というとまだまだ経験が浅く、レースでの失敗が目立ちます。
それらを一戦ごとに解消し、ようやくこの舞台へ辿り着いたという思いが、
出馬表からほのかに漂うからかもしれません。

で、本命候補としては以下3頭を考えています。
・ドリームジャーニー
・オースミダイドウ
・マイネルシーガル

まずドリームジャーニーです。
東京スポーツ杯では、出遅れから馬がムキになって先団に取り付いてしまい、
折り合うまでの無駄な消耗が大きかったと思います。
それでも直線で最後までしぶとく伸びている事を評価します。
また、芙蓉Sと見比べると、坂での瞬発力はやはり中山向きです。
パドックや返し馬での落ち着きは必須となりますが、
過去3戦全てにおいて最速だった上がり3ハロンの脚を、
ここでも発揮出来れば勝機十分と見ます。

次にオースミダイドウです。
前走デイリー杯では意識的に中団に待機し、差す競馬を経験しました。
将来への活躍へ向けて、非常に貴重な一戦だったと思います。
あっさり本命を付けても良いくらいなのですが、
初の中山プラス乗り替わりという事で、断然という評価は避けました。

そしてマイネルシーガルです。
いちょうSでは向こう正面であわや落馬の不利を受けました。
それでも馬は全く動じず、直線一気の競馬を見せるという図太さを評価します。
精神的な強さという意味で、後藤騎手にピッタリの一頭だと思います。

落ち着いていればドリームジャーニー。
そうでなければオースミダイドウ。
パドックで騎乗した後藤騎手が、オッズをチラリと見て、
一発やってやるという顔つきになったらマイネルシーガル。
こんなところでしょうか(笑)

 

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