競馬マスターズ
2021年03月28日15:16 競馬Masters RSS




↑競馬Mastersトップ > 過去の記事一覧

[ 関谷泰正 ] 競馬場へ行こう - 3歳3強

 

今年の3歳牡馬戦線は、
私が競馬を見始めてから最もレベルが高く、
かつ楽しませてくれる最高のメンバーです。

ドリームパスポート、アドマイヤメイン、
そしてメイショウサムソンが世代トップクラスですが、
この3頭の個性と能力が、たまらなく私をしびれさせます。

3頭揃い踏みの神戸新聞杯。
アドマイヤメインが不利を被った形でしたが、
それでもなお、秋の飛躍を期待させるレースでした。

勝ったのはドリームパスポート。
私はこの馬が、世代ナンバーワンであると、
皐月賞前から思っていました。
直線で使う、短いけれども強烈な末脚に、惚れています。
メイショウサムソンを差し切り、高田潤騎手が見せた
渾身のガッツポーズには正直震えました。
あの末脚なら、ハーツクライもディープインパクトも
後ろから差し切れると確信しています。
・・・なんて事を書くとネタかと思われそうですが、本当です。
今から有馬記念の本命にすると決めています。

メイショウサムソンは2着。
苦しい展開でしたが、それでもなお
フサイチリシャールとソングオブウインドを捕らえる根性はさすが。
根性。並んだらかわし、かわされないのがこの馬の個性です。
石橋守騎手の「並んでいたら・・・」というコメントは本音でしょう。
菊花賞での、ドリームパスポートとの駆け引きが楽しみです。

アドマイヤメインは7着。
小回りの中京2000mでは、能力はまるで生かせません。
この馬の個性は最後まで衰えない、長い長い末脚。
京都の3000mならば、今回のような事はありません。
不利を被ったあと伸び切れなかったのは当然で、
むしろこの馬の最大の武器をより鮮明にした格好となりました。

3強。
菊花賞はもちろん楽しみですが、
本当の戦いはその後の世代を超えたレースです。
海外で結果を出したハーツクライやディープインパクトを交えた
ジャパンカップ、有馬記念が待ちきれません。

凱旋門賞が近いので、その事について書こうかと思っていましたが、
神戸新聞杯があまりに強烈だったので、変更しちゃいました。

 

過去の記事









競馬Mastersについて | 広告掲載のご案内 | ライター募集 | プロフィール | お問い合わせ

Copyright © 2005- 競馬Masters All Rights Reserved.