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2021年03月28日15:16 競馬Masters RSS




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[ 関谷泰正 ] 競馬場へ行こう - 足跡の始まり

 

今回よりコラムを書かせていただく事になりました関谷泰正(せきや やすまさ)と申します。
読者の皆様、そして競馬Mastersの皆様、以後よろしくお願いいたします。

「最初の掲載で何を書こうか」
ラジオNIKKEI賞を福島で観戦した後、帰路の新幹線に乗車。
車窓からぼんやり外を眺めながら考えていると、ふと競馬を始めた頃の記憶が蘇ってきました。

私にとっての競馬の原点、それは高校生の頃に書き溜めた「馬日記」です。
ポケットサイズのキャンパスノートに、重賞の全着順と感想をビッシリと書き込んだ「馬日記」。
そのノートを毎日学校へ持って行き、悪友達と競馬について語り合っていました。
まだ何も知らない子供が精一杯玄人ぶって、あーでもないこーでもないと感想を
書き連ねているノートを、今懐かしく読んでいます。

あれから5年以上経ち、こうして原稿を書いていると、
結局やっている事は昔と変わらないなぁと感じ、思わず苦笑してしまいました。

3冊目のノートをパラパラとめくっていると、1枚の競馬場入場券が床に落ちました。
それは初めて競馬場へ行った、平成12年10月29日、天皇賞秋の入場券でした。
摘み上げ、券に印刷されたスペシャルウィークの写真を眺めていると、
不意に過去の自分からのメッセージが聞こえたような気がしました。
「なぁ、まだ競馬への情熱を燃やしているか?」

何故自分は書くのか。
その疑問の答えに対して、過去の自分が少しだけヒントをくれました。
予想、感想、意見、競馬に対する熱い思いを、自分なりの言葉で書き残す。
それが私がこの世に生きた、唯一の足跡となるだろうと、何故か思えてなりません。

自分の為に書くなんて、なんて自己中心的なライターでしょうか。
それでもこのコラムを読んでくださる皆様に、精一杯の感謝。

 

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