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2019年10月06日15:17 競馬Masters RSS




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[ 岡村信将 ] ラップタイム解析講座 - 32秒0とライトオ

 

 2005年の6月18日、福島でちょっと凄い馬が現れた。その名はスパイン。多分6月18日のレースを見た人でも、この名前を出しただけではどこが凄いのかサッパリ分からないと思う。でも恐らく、スパイン君のタイムはJRA歴代最速だったりするのだ。

 と、煽ったところで本題ね。スパインの何が凄いかって、さくらんぼS(1000万下)の前半3ハロンタイム。32秒0なんすよ。これは多分ショウナンカンプやカルストンライトオと並ぶJRA歴代最速記録。なんで「多分」とか「恐らく」とか書いてるかっつーと、1985年以前の資料を持ち合わせていないから。まぁルドルフ以前の古い馬がそんなタイムなんて出せはしないだろうけど。

■JRAレースで前半3ハロン32秒0を記録した馬
2002年 オーシャンS(OP)      ショウナンカンプ
2002年 アイビスサマーダッシュ(G3) カルストンライトオ
2005年 さくらんぼS(1000万下)    スパイン

 ショウナンカンプやカルストンライトオといったG1ホースに並ぶ速さを見せたスパインだけど、この週の福島芝が馬鹿っ速かったかってーと、確かにややその傾向はあったけど、そんなでもないんだよね。翌日のバーデンバーデンカップ(OP)が32秒8だったから、それより0.8秒も速いってのは立派なこと。

 でもね、調べていくうちにスパインよりもカルストンライトオのほうに目が行っちゃったね。ショウナンカンプにしても、それ以前のアグネスワールドやメジロダーリングにしても、32秒前半なんて生涯1度出るかどうかなんすよ。それがカルストンライトオのヤツときたら…

■カルストンライトオの前半3ハロンタイム例
2002年 アイビスサマーダッシュ(G3) 32秒0
2004年 バーデンバーデンカップ(OP) 32秒1
2004年 アイビスサマーダッシュ(G3) 32秒2
2001年 アイビスサマーダッシュ(G3) 32秒3

 当前のように、フツーに32秒前半を連発。アイビスサマーダッシュ(G3)は1000mだから〜なんて考えることも出来るけど、1200mだからってテンのスピードを抑える騎手もいないだろうから、それは関係ないと思う。アグネスワールドもメジロダーリングも目じゃねー。カルストンライトオ万歳だ。ライトオって名前も最高に良い。

 

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